水冷CPUクーラーのおすすめ16選。メリットや人気モデルをご紹介

冷却効率の高さで、コアな自作PCユーザーから人気の「水冷CPUクーラー」。空冷式と比べてより効率的に冷却でき、ゲーミングや動画編集などの重い作業をする際に重宝します。

水冷式CPUクーラーは専門性がやや高く、製品数も多いため、初めて購入する方はどれを選べばよいか迷うことも多いはず。そこで今回は、水冷式CPUクーラーの特徴や選び方を踏まえたうえで、おすすめのモデルをご紹介します。

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水冷CPUクーラーとは、「クーラント液」と呼ばれる冷却水の吸熱効果を活用するタイプのCPUクーラーのこと。ファンの送風だけでCPUを冷ます空冷式CPUクーラーと比べて、より冷却効率に優れているため、コアな自作PCユーザーを中心に人気があります。

水冷式CPUクーラーは、主にCPUを覆う「水冷ヘッド」と排熱処理を行う「ラジエーター」の2つで構成されているのが特徴。CPUで発生した熱を水冷ヘッドから吸収して、チューブ内を流れる冷却水でラジエーターへ運び、そこで冷ました冷却水を水冷ヘッドへ循環させる構造を採用しています。

なお、水冷式CPUクーラーには、水枕とポンプが水冷ヘッドとして一体化した「簡易水冷」と、別々に分離した「本格水冷」の2種類が存在するのもポイント。本記事では簡易水冷式の水冷CPUクーラーのみを扱います。

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水冷CPUクーラーは、冷却効率が高いのがメリットのひとつです。ファンによりPCケースの外から室温と同じ温度の空気を取り込みつつ、冷却水の循環を活用することで、効率的にCPUを冷やせるのが特徴。ヒートシンクをファン単体で直接冷ます空冷CPUクーラーと比べて、より優れた冷却性能を期待できます。

設計がコンパクトなのも水冷式CPUクーラーの魅力です。空冷CPUクーラーと違って、分厚いヒートシンクが不要な構造を採用しているため、高さ方向のスペースを気にせずに取り付けが可能。設置の自由度が高く、比較的小型のPCケースにも対応できるモノが多く存在します。

スタイリッシュな外観デザインも水冷式CPUクーラーの特徴です。無骨な見た目のヒートシンクがなく、水冷ヘッドとラジエーターだけのシンプルなデザインを採用していることが多いので、PCケースの内部をスマートに整理できます。

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水冷CPUクーラーを選ぶ際は、ラジエーターのサイズが重要です。ラジエーターとは、ポンプを介して冷却水で運んだ熱を冷ます働きを有する冷却装置のこと。背面に搭載するファンの大きさでラジエーターのサイズが決まり、サイズが大きくなるほどCPUクーラー全体の冷却性能も高くなります。

省スペース性を重視したい場合は、サイズが120〜140mmの小型ラジエーターを備えた水冷CPUクーラーがおすすめ。コンパクトなPCケースにも手軽に搭載可能です。

冷却性能・静音性・設置自由度のバランスを重視したい場合は、サイズが240〜280mmの中型ラジエーターがぴったり。冷却性能を重要視する場合は、360〜420mmの大型ラジエーターを備えた水冷CPUクーラーを選びましょう。

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水冷CPUクーラー選びでは、取り付けるファンのサイズも外せないポイントです。ファンのサイズには、120mmと140mmの2種類があります。

120mmサイズのファンは省スペース設計なので、PCケースの内部スペースが限られている場合におすすめ。冷却性能は140mmサイズのモノに比べると劣りますが、ファンの数を増やすことで同等以上の性能を期待できます。

140mmサイズのファンは冷却効率が高いため、CPUクーラーの冷却性能を重視したい方におすすめです。2基付き以上のモデルで採用されることが多く、高負荷のかかるゲーミングや動画編集を積極的に行う場合などにも重宝します。

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水冷CPUクーラーを購入する際は、使用しているパソコンに取り付け可能かを事前に確認しておくことが必須。設置スペースが限られていると取り付け自体が困難になるほか、ケース内部のほかのパーツに干渉してトラブルを引き起こす原因になります。

特に、3連ファンを備えたサイズ360mm以上の大型モデルなどを取り付ける場合は要注意です。また、水枕の取り付け部分の形状がCPUソケットの規格に対応しているかも重要。CPUソケットの規格が特殊なモノだと取り付けできない場合もあります。水冷CPUクーラーを購入する際は、事前に水枕の形状を確認しておくのがおすすめです。

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深夜作業などでなるべく騒音を抑えたい方は、静音性をチェックするのも重要です。水冷CPUクーラーのファンノイズは「dBA」という値で記載されており、数値が低いモデルほど静音性に優れていると判断できます。

静音性にこだわりたい方は、30dBA以内の製品がおすすめ。また、ファンの回転数が多いほどノイズも大きくなる傾向にあるため、少ない回転数で冷却できる大型ファンモデルや回転数を制御できるタイプを選ぶのも効果的です。

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見た目にこだわりたい場合は、デザインを重視するのもおすすめ。水冷CPUクーラーには、ファンやポンプヘッド部分にRGBライトを搭載したライティング機能付きモデルや全体を白で統一したホワイトカラーの製品などがあります。

特に、光るゲーミングPCを組みたい方や内部が見えるPCケースを使用している方は、パーツ同士の色やライティングを意識して組むことで、よりおしゃれな雰囲気を演出できます。

一方、光らないシンプルな水冷CPUクーラーも販売されているため、好みに合わせて選んでみてください。

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NZXTは、アメリカに本社を置くPCパーツメーカーです。ゲーマーのために設計されたPCケース・マザーボード・水冷CPUクーラーなどを主に手掛けており、高性能なゲーミングPCを構築したいゲーマーから高い人気があります。

CPUクーラーにおいては、簡易水冷式のみを提供。コスパに優れた「Kraken Xシリーズ」と、水枕に液晶モニターを搭載する「Kraken Zシリーズ」の2種類を展開しています。

NZXTの水冷CPUクーラーは専用アプリ「CAM」を使うことで、ファンやポンプの制御のほか、RGB照明効果の調節も可能。Kraken Zシリーズでは液晶に自作のアイコンやGIFなども表示できるので、PCケースの内部構造をインテリアとしても楽しみたい方におすすめです。

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コルセアは、1994年に設立されたアメリカのPCパーツメーカーです。ゲームでの使用に最適化されたキーボードやマウスなどの、ゲーミングギアを幅広く展開。また、ゲーミングPC向けに設計されたケースやCPUクーラーなども手掛けています。

コルセアは古くから簡易水冷式の水冷CPUクーラーを製造しており、冷却性能の高さに定評があるのが魅力。静音性が高いのも特徴で、ポンプの循環速度を厳格に制御したり、低温時にファンの駆動を完全停止したりすることで騒音を抑えています。できるだけ静かな環境でゲーミングに没頭したい方にもおすすめです。

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クーラーマスターは、台湾の台北に本社を置く1992年設立のPCパーツメーカーです。CPUクーラーを主力製品として開発。コスパの高さでも人気があり、高い世界市場シェアを占めています。

水冷CPUクーラーにおいては、冷却性能と静音性を両立したモノや、動作状況がひと目で把握しやすいモノをラインナップ。華やかでおしゃれな外観も、同社の水冷CPUクーラーの魅力です。水冷ヘッドとファン周りの両方にRGB照明が搭載されており、発光パターンは専用アプリで自在に設定できます。見た目にもこだわりたい方におすすめです。

冷却液の蒸発を軽減したい方におすすめの水冷CPUクーラーです。ヘッドとラジエーターを繋ぐチューブに超低蒸発ゴムを使用しています。チューブの外側にはナイロン編みスリーブを使用しており、耐久性も良好です。

ヘッド部に1.54インチの液晶パネルを搭載しています。CPU温度やGPU温度などのハードウェア情報などを表示可能です。120mmのファンを3基搭載しています。ラジエーターサイズは約幅394×奥行121×厚み27mm。騒音レベルは約30.6dBAです。

ファンごとに34個のLEDを搭載している水冷CPUクーラーです。120mmのRGBファンを3基搭載しています。デザイン性を重視する方におすすめ。ファンの回転数は最大2400rpmです。360mmのラジエーターを搭載しています。

「iCUE LINK システムハブ」が付属する点もメリット。最大14 個のデバイスと接続できるため、配線をシンプルにしたい方にもおすすめです。

3.5インチの液晶ディスプレイを搭載している水冷CPUクーラーです。32MBの内蔵メモリにより、自作アニメーションや長めの動画をクリアに表示できます。クロック周波数・電圧・温度・ファン回転数・水流の状態も表示可能です。

大型コールドプレートの上に、大流量と静音性を実現する3相モーターを搭載。チューブの内径を拡大することで、流路抵抗を低減していると謳っています。大型のAxial-techファンを内蔵しているのもポイントです。エアフローを改善し、マザーボードのVRM温度を最大35℃低下させると謳っています。

大型のラジエーターを搭載している水冷CPUクーラーです。ラジエーターサイズは約458×138×38mm。140mmのファンを3基搭載しています。ヘッド部に追加の40mmファンを備えており、VRMの冷却も可能。冷却性能を重視する方におすすめです。

ファンのPWMケーブルはスリーブチューブに統合されているため、ケース内をすっきりさせたい方にも適しています。

140mmの大型ファンを3基搭載した水冷CPUクーラー。冷却ファンで有名な「ノクチュア」の産業グレードファン「NF-A14 IndustrialPPC-2000 PWM」や三相モーターを採用しており、静音性と冷却性に優れているのが特徴です。

厚さ約30mmの大型ラジエーターを搭載しているのも魅力のひとつ。冷却液の貯蔵容量を増やし、冷却性のさらなる向上を実現しています。Intel・AMD両方のCPUソケットに対応しているのも嬉しいところです。

また、PCの情報をライティングで表示できる「イルミネーションメーター」もスタイリッシュ。派手なライティング機能はありませんが、光でシックな雰囲気を演出したい方におすすめです。

マザーボードの電源回路部分まで冷却できる高性能な水冷CPUクーラーです。ウォーターブロックに60mmのファンを採用しているのが特徴。風量がある独自の「TORX FAN 4.0」を採用した3基の120mmファンと併せて効率的に冷却を行えます。

ヘッドに2.4インチのIPSディスプレイを搭載しているのもポイント。ハードウェアの情報を確認したり、好きなGIFや画像を表示したりできます。ファン部分もARGBライティングに対応しており、光る自作PCを組みたい方におすすめです。

専用アプリのCAMに対応している水冷CPUクーラーです。カスタマイズ性に優れている製品を求める方におすすめ。ヘッドに2.36インチの液晶モニターを搭載しています。LCD画面に画像・GIF・CAMシステム情報などを表示可能です。

360mmのラジエーターを搭載しており、冷却性能に優れています。静音性に優れたKRAKENシリーズ用の「AER P」ファンを搭載している点もメリットです。

ゴムチューブは細かいナイロンメッシュスリーブで強化されています。耐久性に優れている製品がほしい方にもおすすめです。ポンプヘッドの向きを調整できるため、取り付けやすい製品を探している方にも適しています。

120mmのARGBファンを3基搭載している水冷CPUクーラーです。多彩なイルミネーションを楽しみたい方におすすめ。ファンの最大回転速度は1750rpmです。騒音レベルが約27.2dBAと低いため、冷却性能と静音性を両立したい方にも適しています。

ポンプカバーはシンプルで落ち着いたデザインです。高性能サーマルグリスの「CryoFuze」が付属。ナノ粒子を配合し、優れた熱伝導率を実現したと謳っています。ラジエーターのサイズは394×119.6×27.2mmです。

3基のファンが搭載された、比較的サイズの大きい360mmモデルの水冷CPUクーラー。エイスースのソフトウェア「Armory Crate」を利用することで、LEDライトを自在に制御できます。

ROG ARGBラジエーターファンを採用しており、静音性に優れておりスムーズなエアフローを実現できるのが特徴。静かな動作音でしっかり冷却できるモデルを選びたい方に重宝します。

大型のPCへ取り付けるのに適している水冷CPUクーラーを探している方におすすめです。

静音性と冷却能力を両立したい方におすすめの水冷CPUクーラーです。静音性が高いTORX FAN 4.0を採用しており、騒音を抑えつつ、ラジエーターに強力な風を当てることが可能。MSIソフトウェアを使えば、ファンの回転数を調整できます。

ウォーターブロックに60mmのTORX FAN 3.0を搭載している点もメリット。VRM・M.2 SSDなどの周辺部品を冷却できます。マザーボードの電源回路もまとめて冷やしたい方におすすめです。

2.4インチのLCDを搭載しており、画像・ハードウェア情報・システムクロックなどを表示できます。ファンや水冷ブロックのLEDもカスタマイズ可能。耐揮発性の水冷チューブを採用しているのもポイントです。外側は、丈夫な強化メッシュの3層プラスチックで覆われています。

強力な風量を実現した水冷CPUクーラーです。最大2250rpmの高速回転により、85.85CFMの風量を実現。頑丈なフレームと流体動的ベアリングを採用しており、安定したファンの動きで効率的にCPUを冷却できます。

LEDを個別に制御できるアドレサブルRGBに対応しているので、該当するマザーボードと接続して自由にカスタマイズできるのが特徴。部屋のインテリアやゲーム時の演出などにライティング機能を使いたいときに役立ちます。

騒音値がささやき声ほどの動作音である32.9dBAなので、静音性に優れているのも魅力のひとつ。高い冷却性能と安全性を備えているモデルを選びたい方におすすめです。

極薄フィンを採用している水冷CPUクーラーです。表面積を最大化したマイクロチャンネルにより、ヒートスポットから熱を奪います。ラジエーターのサイズは277×119.6×27.2mm、ファンのサイズは120×120×25mmです。

アドレサブル Gen2 RGB LEDコントローラーが付属。独自ソフト「MasterPlus+」を使用することで、直感的な操作で各LEDの明るさ・発光色・エフェクトを設定できます。カスタマイズ性に優れた製品を求める方におすすめです。

落ち着いたデザインのモデルを探している方におすすめの水冷CPUクーラーです。黒一色のシンプルな見た目で、RGBライティングが不要な方にぴったり。120mmファン1基のコンパクトモデルで、小型PCにもおすすめです。

冷却性に優れているのが魅力のひとつ。ラジエーターの表面を拡大して放熱性を高めているほか、ポンプ部分の再設計により冷却性能の向上を実現しています。ファンノイズも最大27.2dBAと控えめで、冷却性と静音性のバランスを取りたい方におすすめです。

また、ナノ粒子を利用した高性能サーマルグリス「CryoFuze」が付属しているのも嬉しいところ。優れた熱伝導率で冷却性能の向上を期待できます。

回転式ブロックヘッドを採用している水冷CPUクーラーです。水冷のブロックヘッドを270°回転させられます。マザーボードの取り付け方向にかかわらず、Dragonエンブレムを正しい向きに取り付けられる点がメリット。ファンや水冷ブロックのLEDはカスタマイズ可能です。

ポンプはラジエーターに統合されており、音の減衰とノイズの低減を実現。長時間動作してもポンプモーターが最小限の振動になるように設計されています。

120mmのファンを2基搭載。ラジエーターサイズは274×120×27mmです。ラジエーターを通る液体の流路をコントロールすることで、放熱効果を向上させています。チューブには3層の強化メッシュを使用しており、耐久性も良好です。

120mmファンを1基搭載したコンパクトな水冷CPUクーラーです。サイズは156×120×108mm。Intel・AMD両方のCPUソケットに対応しており、小型PCケースに水冷モデルを導入したい場合におすすめです。

取り付け用のブラケットが付属しているため、工具を使わずに設置できるのも便利なところ。サーマルペーストも事前に塗布されており、使用前の準備もほとんど必要ありません。自作PC初心者にもおすすめの製品です。

また、ファンとヘッド部分にはRGBライティング機能も搭載。マザーボードのARGBヘッダーに端子を接続すれば、簡単にライティングの制御を行えます。

配線や取り付けが簡単に行える水冷CPUクーラーです。低浸透性ゴムチューブとナイロン製網組スリーブを採用しており、ケーブルの取り回しがしやすいのが魅力。デイジーチェーン接続対応など、配線しやすい工夫が施されています。

ポンプヘッド部分には、アドレサブルRGB LEDを搭載したウォーターブロックを搭載。派手過ぎず、おしゃれなライティングを楽しめます。トップカバーは90°単位で回転させられるため、ロゴの調整が可能です。

サイズは272×120×27mm。ファン部分には120mmファンを2基搭載しており、最大2000rpmの回転でCPUを冷却できます。扱いやすさとデザイン性を重視したい方におすすめです。

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簡易水冷のCPUクーラーは、約5～7年ほどで寿命を迎えるとされています。簡易水冷はメンテナンスフリーである一方、パーツの交換が難しい点がデメリットです。ほとんどの製品はクーラント液の交換ができません。クーラント液が徐々に蒸発することで、冷却性能が低下していきます。

クーラント液が目減りしているのが目視でわかる場合や、ポンプから異音がする場合は寿命・故障を疑いましょう。また、CPUの温度があまり下がらず、冷却性能が落ちていると感じる場合も寿命・故障の可能性があります。

水冷CPUクーラーは空冷式よりも高い冷却効率を備えながら、コンパクトで設置の自由度が高いのが魅力。また、今回ご紹介した簡易水冷式の水冷CPUクーラーなら、取り付け作業も比較的簡単です。ゲーミングや動画編集などでパソコンを酷使することが多い方は、ぜひ水冷CPUクーラーの導入を検討してみてください。

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